MEDICAL
歯周病治療Periodontal disease treatment
歯周病を放置すると、最終的には歯を失います
日本人が歯を失う原因第1位は、実はむし歯ではなく歯周病です。
お口の中の衛生状態が悪化していくと、細菌が繁殖して歯ぐきの中にまで侵入していきます。すると、人間が持つ抵抗力によって菌を排除しようとするため、同時に顎の骨まで溶かしてしまうことになるのです。
歯周病は一度に複数の歯を失ってしまうリスクがあるだけでなく、さらに菌が全身に転移すると脳・内蔵・肺・血管などにも悪影響を及ぼします。予防を早期治療に心掛けましょう。
あなたは大丈夫?歯周病チェックリスト
歯周病の治療
01
まずはお口の検査を致します。
歯と歯ぐきの間には、「歯周ポケット」と呼ばれる隙間があり、歯周病が進むと歯周ポケットはどんどん深くなっていきます。
そのため、当院では歯周ポケットの深さを測定し、さらにレントゲン写真で顎の骨の状態を確認することで、歯周病の進行度合いを検査しています。
02
歯周病の原因を除去
ご自宅ではどうしても取りきれないお口の汚れがあります。そのため、当院では、定期的に通院して頂き、超音波スケーラーによる歯石除去やプラーク除去をおこなっています。
歯周病がかなり進行している場合には、口腔外科的な処置で歯ぐきをめくって歯石を除去することもありますが、そうなる前に口内環境の改善によって歯周病が治っていく方がほとんどですのでご安心ください。
03
病気の原因と改善方法をきっちり説明します。
当院では、まず患者様に対して、歯周病のメカニズムを説明しています。患者様自身にお口の中で起きていることを理解し意識を高めていただくことで、ほとんどの方がしっかりと通院を続け、早期に改善しています。
また、当院には約20年の経験を持つベテランの歯科衛生士が在籍しており、担当制で責任をもって患者様の歯のケアをさせていただいています。細かいところまで時間をかけてしっかりとお口のクリーニングをしていきますので、ご自宅でのブラッシング改善と合わせて治療を進めていくことで、高い治療効果が期待できます。
歯周病の予防、進行させないために
歯周病は、むし歯のように「削って詰める」といった単純な治療方法がなく、ある程度の時間をかけて少しずつお口の中の環境を改善していく必要があります。
そんな歯周病にならないためにも、普段からしっかりとブラッシングをおこない、3ヶ月~半年に1回は当院にてクリーニングと定期健診を受けて頂きたいと考えています。
メンテナンスの際にも、しっかりと時間をかけて担当の歯科衛生士が細かいところまでお口の中をお掃除しますので、患者様からはとてもさっぱりして「気持ちが良い」「口の中が軽くなった気がする」と評判です。もちろん痛みはありませんので、お気軽に御自身のメンテナンスとしてお越し頂ければと思います。
なお、当院のクリーニングや定期健診は、保険診療で対応しております。